戸塚史也弁護士らが弁護人をつとめた覚醒剤取締法違反被告事件において無罪判決を獲得しました。
覚醒剤使用の故意を否認するご依頼者様の訴えが認められました。 また、本件は、警察官の設置していた捜査用秘匿カメラのデータを記録したDVDが警察官によりフォーマットされ映像が再生できなくなっていたことなども問題となり、判決は、「警察官らの態度は、適正な捜査手続に対する信頼を大きく害する」と批判しました。
朝日新聞デジタル「覚醒剤使用の故意認めず「無罪」 証拠映像の破損も批判 東京地裁」
https://digital.asahi.com/articles/ASRB3639CRB3UTIL00J.html
NHK「覚醒剤使用したとして起訴の会社役員に無罪判決 東京地裁」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231003/k10014214281000.html
なお、この無罪判決に対して検察官から控訴の申立てはなく、確定しました。