当事務所で扱った後見問題に関する事例をご紹介しております。
これからの手続きや対策の際、参考にしていただければ幸いです。
Iさん事例
事例
高齢の資産家男性の認知症がすすみ、既婚者であるにもかかわらず結婚相談所へ通い、「再婚」と称して女性と同居を開始。
女性の求めに応じ浪費しているとのことで家族より相談を受け、受任。
結果
男性が警察に保護されたのを機に保護し、保佐開始申し立て。
保佐人となり、財産管理を行う。同居していた女性に対しても訴訟提起。
渡していた金銭についても回収した。
Yさん事例
事例
介護施設に入居している女性。
身の回りの世話をする親族はおらず、金銭も自分で管理していたが、認知症がすすみ、管理が困難に。
人の出入りが自由な部屋で相当金額を置いていたため、施設の方が不安になり相談。
結果
成年後見申立を行う。
成年後見人となり、財産管理も行い、お亡くなりになった後は相続人に遺産を引き継ぎました。
Nさん事例
事例
子供のいない高齢夫婦の事例。どちらが先に死亡するかで、相続財産がどちらの親族に相続されるかが決まることになることを危惧され相談を受け、受任。
結果
希望に沿った相続となるよう公正証書で遺言を作成。調停の中で、預貯金の使途などを丁寧に説明。妹は納得しなかったが、当方の言い分に沿った審判により終了。
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